「ヒアルロン酸注入法」とは
脂肪注入法と似た治療法ですが、脂肪の代わりにヒアルロン酸を注入することでバストアップを図るのがこのヒアルロン酸注入法です。ヒアルロン酸とは、もともと人の皮膚や細胞に存在する多糖類の一種であるため、注入してもアレルギー・拒否反応や違和感が発生しにくい安全な成分です。胸の美容整形の他にも、顔や手足のシワ取りなどの用途にもしばしば使用され、美容整形治療ではメジャーな治療法のひとつです。分子ひとつひとつのサイズが大きいために、ボリュームをアップさせる治療に適しており、片胸50ccほどの注入で1サイズアップの効果が見込まれます。治療時間は30~40分程度と短く、痛みもありません。「レントゲンに写らない」「術後のアフターケアの必要がない」「即日退院して、通常の生活を送ることが可能」などのメリットから、いわゆる「プチ整形」に近いようなものとして捉えることもできます。
このヒアルロン酸注入は、豊胸目的の他にも、授乳後などで萎んでしまったバストにハリを持たせるための治療などでも使用されています。
一時的な効果であること
美容整形施術にあたり知っておかなくてはならないのは、ヒアルロン酸注入法は永続的なバストアップを目的とした施術ではない、という点です。ヒアルロン酸はもともと人の体内に存在している成分であるために、少しずつ体の組織に吸収されていってしまいます。注入した量やヒアルロン酸の成分などによって効果は大きく変わってきますが、一般的なものでは持続期間はおよそ2年ほどです。体質などによっては、それよりも短期間で吸収されてしまい、1~2カ月しか効果が持続されない場合もあり、また長期間保持できた場合でも、吸収されずに残ったヒアルロン酸によって胸の感触が硬くなってしまうケースもあります。長期間に渡って効果を持続させるためには定期的な注入が必要になりますが、ヒアルロン酸の原価が高いということもあり、その場合は他の美容整形治療法と比較すると、治療費が高額になってしまいがちです。
